プラム麻里子さん23回忌
里村がコラム本舗今日はプラム麻里子さんの23回忌です。
これを読んでくださっているみなさんは分からない方もいると思いますが、97年に試合中に亡くなられました。
他団体でしたが、いつも参戦させていただいていて、あの日の事はよく覚えています。
プラムさんは長与さんに憧れてらしたのでいつも長与さんは可愛がられていました。
選手であるうちは試合中、練習中の怪我はつきものではありますが、命の大切さを今一度考え、練習内容、体調管理、日頃の意識に気を引き締めていきます。
23年前、プラムさんの葬儀の時にダンプ松本さんがインタビューで答えられていたことが今でも頭に残ってます。
「身体はいくらでも鍛えられるけど頭は鍛えられない。」
受け身一発とるにも相当頭に衝撃がかかります。
数日間トレーニングせずに久しぶりに受け身をとった時の身体の痛み。
私は若手の時から激しい試合、激しい練習のスパーリングのあとに頭痛、吐き気を催し救急車に運ばれる経験が一番多く、かなり迷惑をかけていました。
今の時代より数倍も1日にとる受け身の量が多いのと、頭への攻撃が強かった。
今はだいぶ改善してますが、それでも毎日若手はたくさん受け身をとります。
気をつけていても頭を打ってしまったり、脳震盪や記憶がとんだり。
いつ何が起きるかわかりません。
人それぞれ身体の癖や特徴が違います。
熱中症になりやすい、偏頭痛、腰痛、生理痛、怪我の回復状態など。
そして得意、不得意分野が必ずあり、毎日の練習でお互いにそれらを把握する事が大事。
だから、気が緩んでいたらダメ。
時々の練習じゃダメ。
毎日朝から顔合わせて意識統一して緊張感持って練習に取り組む。
プラム麻里子さんが教えてくださったことを今も忘れずに取り組んでいきます。
コメント
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ヒロタカ 2020/08/17(月) 11:02 AM
選手の皆さん無理はしないで頑張ってください。
お身体大切に。 -
たいちゃん 2020/08/17(月) 1:41 PM
プラム麻里子選手、地元の先輩でした。
葬式の祭場のもの悲しい雰囲気がいまだに忘れられません。
あのような悲しい事故が二度とないように、充分に練習を重ねてほしいと思います。 -
裕史 2020/08/18(火) 8:01 AM
私は昔からプロレスが好きで、プラム麻里子選手は良く覚えています。もう23回忌ですか?早いですね!基本がきちんとできて、きちんとしたプロレスができる選手でした!華やかなコスチュームが印象的でした!
私はプラム麻里子選手の事覚えいます。後の三沢光晴さんの事故よりも衝撃受けた記憶があります。プロレスは相手の技を受けみせる面もありますがプラム麻里子選手は受身の技術がない選手ではなかった思います。それどころか三沢選手同様、一流の技術もっていたと記憶してます。故障あったのか体調悪かったのか。常人には真似出来ない事をやってみせてお客が喜ぶ興行ですが限界あります。無理はしないで頑張って下さい。