東日本大震災から11年。
里村がコラム本舗東日本大震災から11年。
あの日、仙台にいた自分。
あの日から【本気】で人と向き合い、本気で取り組む事を教えられました。
弱気になって途切れそうなモチベーションをどうにか上に上にと持ち上げるのに必死でした。
そんな時、自分の苦しみなんて沿岸部の方からしたら小さい小さいと言い聞かせていました。
窮地に立った時、人に愚痴ってる暇ないし、相談してる暇ないし、目の前のできることかきむしっていくしかないんですね。
いきなり運命変えられたような出来事が起こり、あの時の東北は本当に大変でしたね。
世界中、日本中の人が助け合ってここまで来られたと思います。
あの時の仲間はかけがえのない仲間だし、苦労を共に支えてくださった方には本当に感謝しています。
世の中いつ何が起こるかわかりません。
今もコロナ禍の中、ロシアとウクライナの戦争が泥沼化している。
私は東日本大震災で命のはかなさと尊さをモロに感じさせられました。
だからこそ、人を大事に、宮城県を大事にしていきたい。
今はイギリスに来た事も、意味があることだと思っています。
試合のコールの時に必ず【from Sendai japan】とコールされるのが誇りです!
仙女を背負って戦っています。
ロンドンから仙台に戻ってきました。
今日3.11は仙台にいます。
帰国の際にヒースロー空港に向かうUberの運転手との話の中で、宮城県に住んでいると伝えたら「僕は2014年に福島の郡山に仕事で住んでいた。地震のことはよくわかっているよ」と言ってくれたのです。
彼はパキスタン人でした。
イギリスで宮城県を知っている人は少ないのですが、宮城を知ってくれていたのがもうびっくりでした。
あれから随分経ちましたね。仙女の誇りとして、精一杯頑張ってください!