2021.10.22

苦労はしない方がよい。

21日、仙台大会にご来場いただきましてありがとうございました。

本当に有難い事に、お客様の足も戻ってきていて、コロナの完全終息を願います。

昨日の試合後は、

11月23日後楽園ホール、

11月28日【BIG SHOW in 仙台】仙台サンプラザホール

に向けて大波乱・大展開の連続でした。

YouTubeの映像見ましたが、岩田、橋本、チサコ全員キレてるじゃないですか!

岩田は声の張りといい、言葉のチョイスといい、ノリに乗っている!

期待値がグンと上がりました⤴️

試合内容も格段に上がっている!

最近の選手の勢いは目を見張るものがある。

 

今月は残り二試合💪

7月大会の振替⬇️

🔴10/29()刈谷市産業振興センター あいおいホール

🔴10/30()大阪アゼリア大正ホール

2連戦も控えています。

年末のビッグマッチに向けて選手・スタッフ一同、士気を上げていきます!

 

話は変わりますが、

最近、あんまり人は苦労はしない方が良いと思えるようになってきました。

苦労することが当たり前、苦労しないと上に上がれない、と思い込んでしまうと、

心から幸せを感じることにブレーキかけてしまうんですよね。

そしてなかなか人を認められなくなる。

 

東日本大震災のあと、独立したての頃はまだ31歳でした。

「例え1人になったとしてもやってやる!」

こんな意地でやってきた。

なんか知らないけど世の中全員が敵に思えていました。

スタッフがゼロのところから会場押さえ、選手オファー、マッチメイク、経理、チケット委託、運転、トラック運転、スカウト。

なんでもした。

骨折しても試合してた。

「1人で何役できるか!」みたいにゲーム感覚になって、寝なくとも意地になって働いた。

それなりに必死だったので、集客も増え、売り上げも上がっていった。

でも、人に任せないのでどんどん意固地になるし、支配欲も強くなる。

何より自分が苦手な事まで抱えるもんだから【ミス】をたくさんする様になった。

やがて、【重大ミス】につながり、たくさんの人に迷惑をかけ、一件一件の謝罪に時間を取られ、全てが悪循環になった。

意固地になっていた分、人との距離もあいた。

結局、選手はチサコと私の2人になってしまった。

この時、初めて気づいたことが

「1人では何もできない、何も繋がらない。」

ということでした。

ある人が見兼ねたのか食事に誘っていただき、「里村さん、もっと人に甘えた方が良いよ。みんな味方だから。」

と言っていただいた時に力が抜けたのと、どんだけ強がっていたんだ、と。これ以上このままで良くなることはない。と気がつきました。

体も毎日疲労困憊。精神的なものからくる全身の蕁麻疹も酷かったです。

それが2015年くらいだったでしょうか。

そこから少しずつ人に任せるようになり、外注委託をどんどん増やすようになった。

委託することで増える経費を恐れていた自分が馬鹿みたいに、お金もそれ以上に入ってきた。

すると、人一人の才能・エネルギーがどれだけ掛け算となって大きくなるか、ということを実感しました。

人に任せる事で自分にも余裕ができる、人へのありがたみに気がつく。未来の事を考えられる。

この時35歳くらいだったでしょうか。

年齢的には気がつくのが遅いかもしれませんが、あの時気がついて本当に良かったと思います。

本を読んだり話を聞いたりすると、大概の企業の社長はこの経験をされているのですね。

イギリスに来てからさらにこのことを実感します。

みんな楽しむことが上手!

そんな人と一緒にいると、最初はなんて楽観的な考えなの⁉️と思っていたことが、実は幸せになるための人生の法則なんだ!

と気付かされるのです。

今、一人で抱えて意固地になっている人に出会ったら、今度は私が同じ言葉をかけてあげたいわ‼️

 

 

 

コメント

  • 山田太郎 2021/10/22(金) 10:33 PM

    身に沁みたコラムでした。私も事業所運営してますが同じく抱えるタイプでした。当時の自分が彷彿と思い出しました。里村さんの考えに共感致しました。有難うございます。

  • 菊治郎 2021/10/23(土) 1:15 PM

    経営者は孤独です。 私も家業の三代目。 父親が突然倒れ、経理等々わからない事だらけ。必ず死んでもかまわないと、必死で以前の倍働き、数倍考えました。7年経ち、ようやく他の人に、任せる事を覚えました。 仰る通り、人を引き付けるのは、笑顔です。私も人生を真剣に楽しみます。

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